多くの古代宇宙人論者は、マヤ人の神々に対する考えはより高度な文明を持つ宇宙人の来訪に基づくと示唆しています。彼らは、知識が星々からもたらされ、世界中にある多くの異なる古代遺跡の神殿やピラミッドを建てるために使われたと考えています。しかし、もしも『星々』が宇宙人の領域ではなく、来世の場所だと考えられていたならば、彼らの祖先はどこに住んでいたのでしょうか? 彼らが生贄の儀式を行なったピラミッドは、彼らが他の星系にあると考えていた来世への入口として使われた可能性があります。これはまた、ピラミッドがなぜ正確な天文学的直列をもって建てられたかの証拠でもあります。来世の領域への道を示していたのです。これは、来世は楽園社会で活躍すると考える球技の勝者を彼らがなぜ生贄にしたのか説明しているでしょうか?
もし星系の並びが生贄にされた者の来世の終着点を決めているのならば、敵はあまり高度ではない社会、もしくは病に侵された不毛な文明が根付いた世界に送られたと彼らは考えたかもしれません。ハアブ暦の終わりにある5日間は不吉とされ、マヤ人はこの期間中は死を恐れて危険な状況を避けたと考えられます。彼らはこの期間の死がネガティブで虐げられた世界での酷い生活にエネルギーを送ると考えていたのでしょうか?
高度な文明の突然の衰退
多くの人はマヤ人が干ばつや政変、もしくは交戦部族間の激しい対立によって衰退したと考えていますが、彼らが惑星を離れて別世界に行ったと考える人はどんな時でもいます。この見方によると、マヤ人はより洗練された民族で、現在理解されていない技術を持っていました。このような技術はエネルギー源を必要とし、過剰な使用によってエネルギー源が枯渇したり弱くなる可能性があります。もしこの見方が正しければ、彼らの技術は地球の磁場と関係したのではないでしょうか? 磁場が時間とともに弱くなっている兆候があり、要求を満たすエネルギー源を探すためにマヤ人が地球を去るよう提案させたのです。
この失われた文明に本当は何が起きたのか、そして彼らの儀式の本当の意味に関する多くのアイディアがあります。学者はマヤの謎を解決していると主張していますが、証拠だけに基づく完璧な説明は決してできないでしょう。マヤの人々の信念体系を完全に理解するためには、彼らの頭の中に入る必要があります。これが達成されるまでは、私たちは可能性のある答えとして研究と推測を続けることしかできません。
原文:Ancient Origins