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アダムのカレンダーは南アフリカのムプマランガにあり、いくつかの根拠によって75,000年前に作られたとされる直径30mのストーンサークルが立っています。時には『アフリカのストーンヘンジ』とも呼ばれ、イギリスのストーンヘンジやギザの大ピラミッドよりも数万年は先行しています。様々な天文的配置がこの遺跡で確認されていて、もしかしたら完全に機能的でほとんど手付かずに残された世界唯一の巨石カレンダーかもしれません。アダムのカレンダーは世界最古の人工建造物ではないかと議論されています。
この遺跡については様々な意見があり、研究者であるマイケル・テリンガー氏が自身の本を売るために理論を作ったとも言われています。良く言えばトンデモ論、悪く言えばでっち上げなのでしょうか。
しかし、Googleマップにも名称が登録されていることからみると、一般的に認められた遺跡なのかもしれません。
75,000年前は、トバ火山が噴火して人類が服を着るようになった頃。この頃にオリオン座を認識して巨石天文台を建設していたのでしょうか。また、16万年前だとするとホモ・サピエンスの登場した少し後くらいです。はたして可能なのでしょうか。
近くに金鉱があることからアヌンナキとの関連も指摘されていますが、エジプトの金をスルーして泥しかないメソポタミアに降り立ったアヌンナキを僕は認めていません。
動画では現場の岩だけでなく様々な石を紹介しています。これはこれで興味深いです。また、「シュメル語を翻訳したシッチンが~」と言っているので、テリンガー氏がアヌンナキ肯定派の研究者だとわかります。
現在、個人的に人類の歴史を整理している途中なので未だ断定することはできませんが、賛否両論合わせて調査する必要がありそうです。
参考: Adam’s Calendar: Oldest Megalithic Site in the World?