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ファラオを守る古代機械の存在が明らかに

今世と来世の両方で、守護はファラオにとって必須のものでした。ギザについて少なくとも30年研究しているエジプト学者は、クフ王の墓を守るために大ピラミッドの所定の位置に装置が置かれていたと語っています。一連の溝やブロックは『原始の機械(プリミティブ・マシン)』として説明されています。

このセキュリティシステムは、2016年7月16日に放送されるサイエンス・チャンネルの番組『Unearthed』のスペシャルエピソードのテーマです。

Live Scienceは、守護の手段を『ピラミッドの壁の下に隠された一連の溝やブロック』だと説明しています。また、『学者らはこのシステムについて少なくとも19世紀から知っていた。しかし、テレビ番組は再構築を提示するためにコンピュータアニメーションを使用した。アニメーションは、後のファラオの墓所である王の間近くの溝にどのようにブロックが落とされたかを示している』としています。エジプト学者のMark Lehnerは古代エジプト研究協会(Ancient Egypt Research Associates、AERA)を率いて、番組を見た人々に詳細なメカニズムを説明しました。

※動画で原始の機械のイメージを理解できます。

ケオプスのピラミッド(一般的に『大ピラミッド』やクフ王のピラミッドとして知られる)は、200万の重さ2~70トンの石灰岩ブロックから成ると計算されていました。ギザのピラミッドだけエア・シャフトがあります。このピラミッドは現在の技術でも複製が難しいと言われるような正確さで建てられました。セキュリティが強化された王の間とともに、大ピラミッドは他に女王の間と地下室として知られる2つの大きな部屋がありました。

クフ王の大ピラミッドの内部構造 ( Public Domain)

主流の考古学はピラミッドが紀元前2500年頃に建てられ、クフ王の墓とされたと認めています。しかし、多くの論争がこの結果を取り囲んでいます。例えば、ドイツの考古学者らは2013年、大ピラミッドはもっと古く違う目的で使われたと主張しました。

セキュリティシステムに戻ると、Lehner氏はLive Scienceに、仕掛けはその時に複雑化されてブロックが王の間に盗賊にはさらに難しい入口を作った方法が特に注意されたと語っています。それにもかかわらず、盗難がこの遺跡で起きました。

Live Scienceによると、クフ王の墓所にあったと一般的に考えられている遺物の全部は、赤い花崗岩の石棺です。この部屋は『おそらくクフ王統治の終わりから古王国崩壊(紀元前2134年頃)の間には中身が既に盗まれていた』と、Lehner氏は著書 “The Complete Pyramids” に書いています。

しかし、一部の研究者はピラミッドのセキュリティ機能は有効だったと示唆しています。例えば考古最高評議会の元長官であるザヒ・ハワスは2013年に、大ピラミッドの建造者クフ王(ケオプス)の本当の墓室はまだ見つかっていないと考えていると発表しました。彼は下記のように言っています:

『ケオプスの墓室はまだ発見されておらず、3つの部屋はすべて盗掘者を騙すだけのもので、クフ王の宝物はまだ大ピラミッド内部に隠されていて、そしてこれら3つのドアはこの墓室を開く鍵となることを私は本当に信じている』。彼が信じる証拠の1つは、銅のハンドルを持つ種類のドアはエジプトで既に見つかっている他のピラミッドにはないと示唆しています。

2015年、隠し部屋とエジプト・ピラミッドの別な古代の秘密の発見を期待している科学者らは、大ピラミッド内部の『印象的な』異常を検知するために強力なスキャン技術を使いました。これは古代の壁の裏に隠されたものを示すことができます。

いくつかの熱異常はすべてのモニュメントで観測されるが、特に印象的な1つが大ピラミッド東側の地面の高さで検知された。 (Credit: Philippe Bourseiller / HIP Institute, Faculty of Engineering, Cairo / Ministry of Antiquities)

エジプト省庁は、いくつか仮説があるが、これらを明らかにする前にさらなる研究が行われるだろうと発表しました。スキャン・ピラミッド・ミッションとして知られるこのプロジェクトは続き、少なくとも2016年の終わりまで続くと期待されています。

原文:Ancient Origins

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