古代メソポタミアの現存する最大規模の論文 古代メソポタミアの粘土板には病気などの診断法が書かれていました。BC1600年頃のようで、かなり昔から体系がまとまっていたようですね。原文は研究文献のまとめみたいです。 The Largest Surviving Med … 続きを読む
古代近東における錫 青銅器時代において錫って重要なんじゃないかと思ってます。Robert Maddin、Tamara Stech Wheeler、James D. Muhlyによる1977年のペンシルベニア大学考古学人類学博物館の資料があり … 続きを読む
トート・ヘルメス・トリスメギストスの古代神秘学派 トート・ヘルメス・トリスメギストスはエジプト人によって、人間の体とトキの頭を持ち頭上に三日月のある月神として表現されます。彼のシンボルは羽の付いた蛇の杖です。彼は知恵、文字、そして時間の神でした。しかしエジプト人にのみ知 … 続きを読む
新年祝祭の古代起源 毎年1月1日には、世界中の多くの国は新年を祝います。しかし新年について新しいことはありません。実際、カレンダー(暦)の始まりを告げるお祭りやお祝いは数千年の間存在してきました。いくつかのお祭りは単に飲んで陽気になる機会で … 続きを読む
アブラカダブラ:悪に対する呪文の力 現代文化は科学技術に支配されており、そのほとんどは人間の行動や自然の力を説明するものです。しかし常にこうだった訳ではありません。『スペル(呪文)』や『マジック(魔法)』といった言葉は、現在と過去で同じ効果はありません。今 … 続きを読む
パラカスの頭蓋骨:DNA検査で歴史が変わるか ペルー、パラカスの細長い頭蓋骨は2014年に、予備DNA検査を行なった遺伝学者が『彼らは人間や霊長類、これまでに知られているあらゆる動物とも違う未知の変異を有するミトコンドリアDNAを持っている』と報告したことで波紋を引 … 続きを読む
青銅器時代のイラン-メソポタミア交易ルートが判明 テュービンゲンの研究者とイラン人考古学者は、青銅器時代のイランとメソポタミアの間で原料の交易が行われていた証拠を発見しました。 私たちの多くはルーブル美術館や大英博物館で、古代メソポタミアの支配者の印象的な彫像を見たこと … 続きを読む
シュメルとアッカド、その繁栄と衰退 現在のイラク、ティグリス川とユーフラテス川のほとりに世界で最初の文明が誕生しました。 今回紹介する記事は、「言語・文字」を軸としたお話です。 メソポタミア文明が非常に素晴らしいのは「文字」を作ったこと。当時様々な言語が使 … 続きを読む
ウルケシュの再発見:忘れられたフルリ人都市 古代都市ウルケシュ。聞き馴染みのない名前のこの遺跡がシリア北部から発見されています。メソポタミア地域にあるこの遺跡からは様々な遺物が発見されていて、当時の帝国に屈しない強い自治権を持っていたことがわかっています。 ある時 … 続きを読む
失われた『ギルガメシュ叙事詩』の一節が描くもの 最古の文学作品とされる『ギルガメシュ叙事詩』について、新しい章が運命的に発見されたようです。 今まで詳細がわかっていなかった関係性や登場人物の思いなんかが判明したとか。 やっぱり古代文明は『今』ですな(*`・ω・´) ギ … 続きを読む